TOHO STYLE

TOHO会通信

榑谷 篤史

2006年/放送アナウンス科卒

フリーアナウンサー(ON・MIC)

01

現在のお仕事や近況などについて教えて下さい

アナウンス学院卒業後は…

地元香川県のラジオ局に就職し、営業や番組制作などを担当。
その後2011年からフリーアナウンサーとして活動しています。

フリーとなってからは中四国を中心にラジオパーソナリティや司会、実況などを行っています。中でも現在はスポーツ実況をメインとしており、野球・サッカーといったメジャースポーツから、ボートレースやキックボクシング、アイスホッケーなど様々な実況を担当。これまで約20競技、年間で200を超えるスポーツ中継の実況を行っています。

また2020年1月にアナウンス事務所『ON・MIC』(オンマイク)を設立。
個人としての活動に加え、アナウンスサービスの企画・提供、アナウンス講座の主宰や後進の育成なども手がけています。

02

東放学園在学中の思い出や印象に残っている出来事はありますか?

授業では…

プロとして第一線で活躍されている方々から厳しい指導を受けることもあり、特に『外郎売』の全暗記はかなり大変でした。アルバイト中やお風呂に入っている時、布団に入ってからもずっとテキストを片手にブツブツ言っていたのを覚えています。そのおかげで今でも暗唱できますが(笑)

また卒業後の進路で悩んでいた際、池谷まゆみ先生から「地元はどうなの?」とアドバイスをいただきました。
当時は地元へ戻ることは全く頭に無かったのですが、そこから就職する機会や、夢だったアナウンサーになることができました。本当にありがたかったです。

03

学園の先生や卒業生の皆様にメッセージをお願いします

先生方には…

喋り手を目指す上での心構えやテクニック、そして必要とされる人間像など、プロとなった今でも「この事を先生は言っていたのか」と気付かされることが多く、それだけ“生きた言葉”をかけてもらっていたのだなと感じています。
そして今度は自分が、在校生や後輩に伝えていく役割を担えればと思っています。
卒業生の方とも現場などで偶然お会いすることもあり、もっとネットワークや繋がりを深めていきたいです。

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